これから伸びる業界・企業とは
これから伸びる業界・企業は以下のようなものだと私は見ています。
- 健康長寿に関わる業界
- ASEAN・アフリカをマーケットとして指向している業界
- 海外からの観光客を受入れる企画・サービスに関わる業界
- 人工知能(AI)を多用な製品・サービスに入込む業界
- 貧富の格差が広がる社会において貧のマーケットを広く覆える企業
- 多くの中小企業を顧客として囲い込める企業
健康長寿に関わる業界
少子高齢化の流れは明らかですが、人口分布図を見れば10年後・20年後の状況も予測がつきます。平成28年度の日本の人口分布を見ると、40代前半と60代後半に1000万人近いピークがあり、10年後にはこの山が50代前半と70代後半にシフトしていくことになります。高齢者といっても、現代の70代は驚くほど元気で活動的です。健康長寿に関わるマーケットが拡大していくことは疑いありません。
ASEAN・アフリカをマーケットとして指向している業界
グローバルな視点に立ってみれば、市場はもうASEANやアフリカに目を向けています。私自身もここ数年ASEAN諸国の視察やビジネス展開を模索してきましたが、実際に現地で過ごしてみると、これらの国々の地力や人々のエネルギーを肌で感じることができました。各国さまざまに課題もありますが、それゆえに大きなチャンスが転がっているのがこのエリアです。日本に留まらず世界に目を向ける方なら、このような業界が魅力的ではないでしょうか。
海外からの観光客を受入れる企画・サービスに関わる業界
弊社がオフィスを構える銀座の街は、ただそこで過ごすだけでも景気の流れが垣間見える場所です。震災のあと一度は落ち込んだ外国人観光客の流れは、年を追う毎に増え続けています。都市部ばかりでなく豊かな自然に出会える地方にもニーズがあり、訪日者にどのような体験・感動を与えることができるかがポイントになるでしょう。私たちの身近にある魅力を再発見し、守り・育て・広めていく。文化や伝統の価値を知る方に、このような業界を引っ張ってもらいたいものです。
人工知能(AI)を多様な製品・サービスに入れ込む業界
テクノロジーの進化は、あらゆる製品をインターネットにつなげ、あらゆるデータを蓄積していきます。ビッグデータの取扱い、とりわけ人工知能の分野は今後めまぐるしく発展していく業界になると思います。わずか10年でスマートフォンがライフスタイルを一変させたように、AIは私たちの生活を変えていくことでしょう。コンピュータに何を学習させ、アウトプットさせるのか。エンジニアの方ならば、実にやりがいのある世界だと思います。
貧富の格差が広がる社会において貧のマーケットを広く覆える企業
一億総中流といわれた時代も今は昔、現実問題として所得格差は広がり続けています。これからは、富める者が更に富み、貧しい者はそこからなかなか抜け出せない時代が到来します。しかし貧しい者のほうが、その絶対数は多いのです。そして、数は力。限られた所得のなかでも消費できる喜びや満足を与えることができる企業は、圧倒的多数の人々を対象とした市場を持つことになるのです。
多くの中小企業を顧客として囲い込める企業
企業の99%は中小企業と言われています。世界に名の通ったグローバル企業の背後には、創意工夫を凝らす数多くの中小企業があるのです。これらの企業にとって欠かせない商品・サービスを提供し、企業活動の礎となれる企業は、その数を背景として力強く成長していくことでしょう。日本の成長期を支えてきたのは小さな企業の頑張りです。そのような企業を支えていく企業が、新しい未来をつくるのだと思います。
なにを仕事にするのか
仕事を選ぶにあたっては、上記のような時流を読み、これからの市場の広がりを想定することが重要だと思います。貴方も上記業界・会社に身をおけば、時代の流れに乗り上昇気流の人生を構築していける可能性が高くなる事でしょう。
とはいえ、先を見つめながらも、自分自身の特性や興味から外れない業界に身を置くことを強くお勧めします。どんな仕事に取り組むにしても同じように困難はあるもので、それを乗り越える原動力は自分自身の興味・関心にあるのですから。
私自身は、日本の中小企業を支えることに一貫した意義を感じて事業を進めてきました。中小企業が元気になることこそがこの国の活性化につながり、世界の経済に貢献すると考えているからです。ビジネスのフィールドとしてはASEANを見ておりますし、人口知能を入れ込んだ事業展開も考えています。
ITと中小企業のマーケティング支援に興味がある方は、ぜひ我が社のHPを見てください。一緒に伸びる企業(業界)にしていきたい方、大募集です。
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寄稿者:浅地紀幸
記事タグ:これから伸びる業界・企業|将来性のある仕事の選び方