現在の日本における弊社の振る舞い

現在、日本の一人当たりGDPは世界で38位に位置しています。かつては上位にランクインしていた時代もありましたが、「失われた30年」とも言われる期間を経て、政治のミスリードがこのような現実を招いたと言えるでしょう。

国の行く末がリーダーシップに左右されるように、企業もまたリーダーの意思と判断によって未来が決まります。弊社も例外ではありません。私が経営に携わって28年。良い時期もあれば厳しい時期もありましたが、日本経済のようにただ下降し続けるのではなく、その流れに抗いながら経営を続けてきました。

しかし、長引く国内経済の低迷の中でビジネスを行う以上、常にマイナスの圧力がかかっているのは事実です。これからの時代、私たちはさらに意識的に「勢いのある人」や「成長している企業」と積極的に関わり、停滞する全体の流れに抗うような姿勢で経営を進めていかなければならないのかもしれません。

流される形で普通に日々を過ごしている方々ではなく、努力を惜しまず挑戦し続けている方々と互いに応援し合いながら生き残る。そんな覚悟が今の日本には求められていると感じています。そして、弊社としても、元気で前向きな人々と手を取り合いながら、日本を少しでも明るく元気にする一助となっていきたいと考えています。

生き金と死に金の考え方

あくまで私個人の価値観ですが「生き金」と「死に金」という明確な金銭感覚があります。

生き金であれば、たとえ無理をしてでも投資や支払いを行います。死に金であれば、たとえ少額でも1円たりとも支払いたくない、というのが基本のスタンスです。

ただし、人付き合いにおいては、この考え方が少し変わってきます。死に金になる可能性があっても、トラブルを回避するためのコストと捉えれば、2万円程度までは黙って支払うようにしています。

人付き合いも大切にしたいが、無理はしないという考えが根本にありますので、もちろんのことその後はそういった関係から距離を取るようにしています。

最近では、この「リスク回避コスト」を、状況に応じて上限を10万円まで広げる柔軟性を持つように努めています。なぜなら、その金額で面倒なトラブルを避けられ、時間を有効に使えるのであれば、それは結果的に「生きたお金の使い方」になると考えているからです。

たとえば、「この価格は不相応だな」と感じたとしても、それが2万円以内であれば、交渉にかける時間や気分を害しながら過ごすリスクを考慮すると、支払って終わらせる方が合理的です。10万円まで拡張すれば、交渉や衝突に費やす無駄な時間を大幅に減らすことができ、その分貴重な時間を創出できます。

時間は有限です。一方で、お金は努力次第でいくらでも増やせます。
この事実を常に念頭に置き、時間を守るためにお金を使うという選択を重視しています。そして、その時間の中で、より多くのお金を生み出していけば良いのです。

こうした考え方から、私は死に金を使うことも、他人に使わせることも大嫌いです。
この価値観は会社経営にも反映されており、弊社では「死に金を使わない、使わせない」という意識のもと、ビジネスを進めています。弊社のサービスも、生き金としての価値を提供することを前提としています。
「お互いが有意義なお金の使い方をする」そのような関係を築いていきたいと考えています。

今週を迎えて

今週で6月もほぼ終わりとなり、2024年も折り返し地点に差し掛かりました。今年もあっという間に半年が過ぎたと感じる方も多いのではないでしょうか。私自身も、この半年を振り返るとさまざまな出来事があり、実りある時間だったと感じています。

仕事の面では、まとまった資金調達を実現することができ、今後の成長に向けた基盤を築きました。これを機に、チーム一丸となって新たな投資や事業展開に取り組み、さらなる飛躍を目指していきたいと思います。

また、奉仕活動として関わっているロータリークラブでは、6月末をもって「会員増強委員長」の任期を無事に終える予定です。この半年間で、メイン紹介者として3名、副紹介者として2名、計5名の新たな仲間をクラブに迎えることができ、ささやかながらもクラブの発展に貢献できて良かったと思っています。

プライベートでは、自然の中で過ごす時間を大切にしながら、心身ともにリフレッシュすることができました。日々のストレスを上手に解消し、穏やかに過ごせていることに感謝しています。

このように、2024年前半は公私ともに充実した半年となりました。後半もこの流れを大切にし、さらに意義ある時間を過ごしていきたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

先週末

先週末、箱根の強羅と仙石原にある硫黄泉を訪れました。妻がアトピー性皮膚炎を患っており、炎症を和らげるためです。不思議なもので、温泉に浸かると痒みが軽減され、掻くことも少なくなるようで、少しずつ快方に向かっているように感じます。

私には4人の子どもがおりますが、子どもたちが幼い頃は、いわゆる「ワンオペ育児」と言われるように、育児のほとんどを妻に任せきりにしていました。若い頃は仕事一筋で、家庭のことまで気が回らなかったのが正直なところです。

しかし最近では、仕事にただ打ち込むだけでなく、家庭のことや社員、さらにはそのご家族のことにも心を配る働き方ができるようになってきました。こうして今の自分があるのは、何より妻のおかげであり、社員のおかげであり、支えてくださる周囲の皆さまのおかげだと、あらためて実感しています。そして、その「おかげさま」の気持ちを、行動として表すことができる年齢になったのだと感じます。

これからも、これまでお世話になった方々への恩返し、そして次の世代への恩送りを大切にしながら、時間をつくって積極的に取り組んでいきたいと思っています。

今週は大阪へ一泊の出張に行ってきました。

初日の取引先パートナーとの夜の会食では、秘書による会場選定も的確で、料理も美味しく、終始和やかな雰囲気の中で、今後の展開に向けた話がスムーズに進みました。

また、出資先の社長との翌日のランチミーティングも実施。当初は非上場でのイグジットについて意見交換をする予定でしたが、コロナ明け以降の業績回復が顕著で、「来期の決算を楽しみにしていてほしい」との言葉をもらい、基準が上がったグロース市場においての上場も現実味を帯びてきた感触を得ました。

いずれの会談も非常に有意義で、成果の多い大阪出張となりました。

これから、定期的に大阪出張を組込むことになりそうです

ダイヤモンド婚祝い

先週末は両親のダイヤモンド婚祝いを湯河原で子供達家族13人が集い行いました。私の家族が6人、妹の家族が5人、両親2人の合計13人です。孫にあたる7人がいろいろ工夫をしてくれ、両親からも子供や孫たちにプレゼントが贈られるという3世代が交流できた良い会でした。ダイヤモンド婚祝いというと結婚して60年経ったということです。60年もの間夫婦を続けてきたということはすごいことで、私は26年ですから倍以上です。夫婦、家族、友人、会社、どれも永続することは価値があることだと思います。弊社は今年で創業62年になりますが、100年200年と続くよう、『ありがとうの循環』がなされる組織と仕組みを創り上げたいと思います。

去年の今頃

昨年度の今頃も同様のことを記載しましたが、いまだに法律は整備されていません。そのため、国会議員の先生方や上場企業の社長たちに会った際には、この件について働きかけています。

私は、インバウンド(訪日外国人観光客)に対して、4倍の価格設定を法制化すべきだと考えています(昨年度は3倍と提案していました)。具体的には、ホテル、飲食店、タクシーなどの業種がインバウンド客に対して4倍の価格でサービスを提供しつつ、1ヶ月間の顧客のうち3分の1は必ず日本人顧客を対象とする、という内容の法律です。このような制限を設けなければ、インバウンドばかりを顧客にしようとする業者が増えてしまいます。

実際、ゴルフ場では当たり前のように、会員(メンバー)とゲストでプレイ料金が異なっています。我々日本国民は、国内の電気・ガス・水道などのインフラを支えている「日本国のメンバー」であり、本来であればメンバー料金とゲスト料金という二重価格制度が適用されるのが当然です。

オーバーツーリズムを解消し、税収を上げ、日本国民の幸福度を高めるためにも、このような制度の法制化は早急に実現すべきだと強く思っています。

政治家は頭を使って良き方向に国を導いて欲しいですが、我々実業家は足元を見て確実に社員の待遇を国際的にも上位にすべく頑張っていかねばと気を引き締める毎日です。

今週

今週は、福井県人会総会、早稲田稲門二十日会、ロータリーの集まり、仕事関係のランチ、そして逗子花火大会のクルージングや個別の商談など、多岐にわたる予定が続きます。

改めて振り返ってみると、私の人生は大きく5つの分野のご縁から成り立っているように感じます。すなわち、「育った福井との関係」「早稲田大学のつながり」「藤島高校水泳部の仲間」「JC及び東京日本橋ロータリークラブの絆」、そして「仕事を通じて公私ともに関わる方々」です。

この5つのつながりの延長線上に、私の人生があり、そこに家族も自然と重なり合っています。私自身の交友関係に、家族も関わることで、人生を共に豊かにしていけていると感じています。

次女も大学のローターアクトクラブに入会し、幹事として積極的に活動しているようです。最近では、ロータリーの仲間から娘の活躍ぶりを耳にする機会も増え、うれしい限りです。

また、社員もロータリーや早稲田のつながりを通じて、それぞれのネットワークを広げ、仕事上の関係を積極的に築いてくれています。

私は、「会社=私」と言っても過言ではないオーナー経営者であり、公私の区別がつきにくい“2代目経営者”でもあります。その在り方には、プラスもマイナスもあるとは思いますが、できる限りプラスを最大化し、社員を含め、関わってくださる皆さまと共に、幸せな人生を築いていきたいと思っています。

今週の活動

今週は、付き合いのチャリティーゴルフや福井繋がりの会、ロータリーでのスポンサーとしての新人紹介、そして大事な商談のランチ等が盛りだくさんです。今週はランチの予定がいっぱいで、来週もすでに3日間の予定が入っています。もちろん夜も会食が入ります。その他にも、商談、アポイントメントの調整、セーリングや花火大会の企画準備、カット、歯医者、セーリングクルーとの付き合い、家族サービス、などが続きます。

私は全く後悔のないフル回転の人生を送っていますが、オーナー経営者として、常に会社の業績向上が頭から離れません。ワンチームで皆が頑張ってくれていますが、その努力が業績と賞与に直結することを常に考え、イメージを模索しています。ヨットで言うならば、風の吹いているところを見つけ、そこに船を浮かべているか、という事です。

今年のゴールデンウィーク4連休

今年のゴールデンウィーク4連休は、ゆっくりと鎌倉で過ごしました。初日の午前中と午後の2時までは仕事に終われてしまいましたが、その後と二日間は大変ゆっくりできました。最終日は雨のため、翌日に備えた仕事をしました。このような四日間の過ごし方は、旅行の時の様な移動時間がないため、仕事の他に白アマダイ釣りと釣果での宴会、ゴルフのハーフラウンド、買い物、船内の整理、読書が出来ました。家族との時間をたっぷり取れた良いゴールデンウィークでした。

お陰様で、水曜日から凄いエネルギーで活動出来ました。