先週末、箱根の強羅と仙石原にある硫黄泉を訪れました。妻がアトピー性皮膚炎を患っており、炎症を和らげるためです。不思議なもので、温泉に浸かると痒みが軽減され、掻くことも少なくなるようで、少しずつ快方に向かっているように感じます。
私には4人の子どもがおりますが、子どもたちが幼い頃は、いわゆる「ワンオペ育児」と言われるように、育児のほとんどを妻に任せきりにしていました。若い頃は仕事一筋で、家庭のことまで気が回らなかったのが正直なところです。
しかし最近では、仕事にただ打ち込むだけでなく、家庭のことや社員、さらにはそのご家族のことにも心を配る働き方ができるようになってきました。こうして今の自分があるのは、何より妻のおかげであり、社員のおかげであり、支えてくださる周囲の皆さまのおかげだと、あらためて実感しています。そして、その「おかげさま」の気持ちを、行動として表すことができる年齢になったのだと感じます。
これからも、これまでお世話になった方々への恩返し、そして次の世代への恩送りを大切にしながら、時間をつくって積極的に取り組んでいきたいと思っています。