霞ヶ関カンツリー倶楽部東コース

今週は、東京オリンピックの舞台となった霞ヶ関カンツリー倶楽部東コースで、二つの懇親会が予定されていました。仕事の都合で一方は欠席し、もう一方のコンペに参加させていただきました。成功していらっしゃる現役の社長や役員の同窓の先輩方とのラウンドはとても和やかで、楽しく多くを学べる貴重な機会でした。

今回はレギュラーティーからのプレーで、前半47、後半50と後半更に崩れてしまいましたが、グリーン周りの難しさを考えれば、まあ仕方ないかなと感じています。

このコンペへの参加によって、出席できなかったロータリー例会やもう一つのゴルフコンペを思うと、「人生は選択の連続」であり、何が正解だったのかは、人生を終えるときまでわかりません。もしかすると、別の選択の方が良かったのかもしれません。しかし、何を基準に「良い」「悪い」と判断するかによっても異なり、結局のところ正解などなく、そのときに声をかけていただいたタイミングや自分の感覚、その瞬間の状況など、さまざまな要素に導かれた「運命」のようなものだと思っています。

だからこそ、運を高めていく必要があるという結論に至るのですが、そのためには運の良い人たちとのご縁を大切にしながら過ごしていくことだと感じています。

今後のAI社会と弊社のスタンスについて

AIの進化により、今後の社会では企業の提案品質が一定以上に保たれることが予想されます。これにより、提案するサービスに大きな差が生まれにくくなり、企業間の差別化要素は次の2点に集約されていくと考えています。

  1. 企業の「顔」が見えるか
  2. サービス利用時の「心地よさ」

「顔が見える」ことは、お客様との信頼関係構築に直結する重要な要素です。また「心地よさ」とは、単なる利便性だけでなく、関係性の良さや実現できるサービスの質といった、より本質的な価値に根ざしています。

弊社は、こうした時代の変化を見据え、「顔が見える企業」として、またお客様に付加価値を提供できる存在でありたいと考えています。そのために、今後は社長としての考えや判断基準を明確に表現し、これまで培ってきた知見を基に会員の皆様との会話を進めていこうと思います。

会員の方々とはネットを通じた無機質で効率重視の取引で終わることなく、共に社会に価値を生み出す関係性を築いていきたいと考えております。今後も日々変化に対応しながら、皆様とともに歩んで参りたいと思います。

値上げに関する考え

現在、様々な分野での値上げが進行しており、中には5割、6割以上の値上げも見受けられます。このまま続くと、収入は一定の増加率で支出がそれ以上増加する企業は衰退の一途を辿る恐れがあります。当社もこの値上げの影響を受けざるを得ない状況です。もし何も対策を講じなければ、衰退や倒産のリスクが高まるでしょう。そのため、時代の流れに対応し、当社のポイント付与率を見直すことで、少額利用に関しては実質的な値上げを行うことといたしました。現在、設計中です。誠に心苦しい決断ですが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

私たちは、日本を元気にしようと取り組む企業の皆様と共に成長していきたいと考えております。この厳しい時代を乗り越え、共に発展していけるよう努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

性弱説

一般的に「性善説」や「性悪説」が議論されますが、弊社ではこれまで性善説に基づいて経営を行ってきました。性悪説に基づいた経営は、ベルトコンベアーの時代において人を部品やロボットのように扱うための仕組みづくりであるという印象が強く、採用する気にはなれなかったからです。

しかし、性善説に基づく経営では、経営理念を明確にし、クレドの唱和を毎週行っていたとしても、個人の能力や知見に基づく解釈で会社としての品質維持行動が統一されないリスクが存在していました。そこで、キーエンス流の「性弱説経営」を取り入れてみようと考えました。キーエンスの事例を読み解くと流石だなと思う経営手法だったからです。性善説と性悪説の中間に位置するであろう「性弱説」は、チームとして互いに弱点を補い合いながら、強い組織を作り上げていこうという考え方に適していると感じます。私は以前から、人間は善でも悪でもなく、むしろ弱い存在であると言っておりましたが、その考えに基づく経営を採用せずにここまできてしまいました。が、これからは人を大切にし、尊重しつつも、人間の弱さを補える仕組みを構築していく経営を進めていこうと思います。

今週は、とてもユニークな社長交流会が開催されました

麻布にある医師のクリニックにて、上場企業2社を含む8社の社長たちとともに、鮨職人を招いた交流会が開かれました。会場はクリニックでありながら、BARスペースやゲームテーブルも備えたユニークな空間で、医師も交えた交流となり、大いに盛り上がりました。

私はその中の一社の社長から、後日改めてランチに誘われ、商談を進めることになりました。また、主催者からは提携候補となる企業を別途ご紹介いただけるというオファーもいただきました。 参加された社長の皆さんは、とてもアグレッシブで魅力的な方々ばかりで、大変勉強になるとともに、新たな視点を得る機会にもなりました。

今回の機会を作ってくださった弊社の経営顧問と主催者の方に、心から感謝しております。今後も、素晴らしい社長の皆さんと交流を深めながら、事業の構築・拡大に努めていきたいと思います。

メキシコ人漁師の教え — 私の人生観

ネット上で広く知られている「メキシコ人漁師とMBAコンサルタント(あるいはアメリカ人投資家)」の寓話があります。毎日適量の魚を獲り、昼寝や家族との時間を大切にする漁師に対し、事業家になって大金持ちになれば、いつか大きな島を買って同じ生活ができると勧める話です。しかし漁師は「それなら島は持っていなくても、その幸せな生活は既に手に入れている」と気づかせてくれます。もう一つの概念は雨の日に備えて蓄えを持つか持たないかです。

この教えを私自身の価値観に当てはめると、私の理想は以下になります。中庸な帆船を持ち、仲間と共に風を感じながら航海や漁を楽しみ、獲れた魚を売って収入を得る。そして、二、三の小さな島を拠点として持ち、その島でも楽しめる自由を持ちたいと思います。

つまり私の望む生き方とは、毎日を楽しく過ごしながら人の役に立ち、小さいながらも自分達の自由な領域を持ち、仲間と共に物質的にも精神的にも豊かさを育んでいくことなのです。​​​​​​​​​​​​​​​​

お金を必要以上に求めすぎず、今を大事に生き、ありがとうと言える言われる環境で楽しく過ごしていくことが大事だと思っています。

楽しいことの一つは、世の中にありそうでなかったものを創造し、唯一の提供組織を創り上げていくことです。

NetReal社長通信の再開について

今週、久しぶりに、というより、実に28年ぶりに、私が発行するニュースをお届けします。かつては「Asajiニュース」というタイトルでしたが、現在は「NetReal 社長通信」としてお送りします。現在、ネットリアルの会員数は40,000社を超え、その中で弊社からの情報を受け取ることを承諾いただいている企業様にお届けする形となります。

これからの社会では、AIが人間とのやり取りの中心になっていくことが予想されます。そんな時代においては、単にサービスが良いというだけでなく、「会社の顔が見える」「社風が良い」「人として付き合いやすい」といった要素が、重要な差別化要因になってくるでしょう。特に、より深いサービスを利用する際には、「その会社と付き合いたいかどうか」が判断の決め手になると思います。

私自身、ネットリアルの会員様とのコミュニケーションを大切にし、より深くお付き合いできる方々を増やしていきたいと考えています。そして、そうした会員様のニーズに応じたサービスを、適正な価格で提供できるよう、常にバージョンアップを重ねてまいります。おかげさまで、上場企業様とのお付き合いは長く、さらに広がりを見せつつあります。今後も、こうしたご縁を大切にしながら、お付き合いの幅を一層広げていきたいと思います。毎回、会員様から返答、反応を頂けると嬉しく思いますので、そうなるよう、コミュニケーションを継続して参ります。よろしくお願い致します。

今週

今週はロータリーメンバーの奥様が83歳でお亡くなりになり、お通夜に行ってきます。何度か海や山にもご一緒させて頂いた方でもあり大変悲しく残念ではありますが、80歳を過ぎると不公平ながら順番にお迎えがくるのでしょうか。ご冥福をお祈りに伺いたいと思います。

80歳まで私の場合は23年の期間しかありません

残り8年で社長業を全力でやりきり、残り10年で会長業を社交と共にやりきり、残り5年以上を年金を受取りながら余暇として、家族の為、社会の為の活動に全力で臨むという組立てでしょうか。90まで生きることが出来れば15年の余暇期間となります。

しかしながら私は、”人生はバランス”という価値基準を持ち合わせています。8年間の全力の社長業の期間にも家族サービス、仲間との憩い、趣味を楽しむ時間に、毎週どこかに組み込んでいこうと思っています。そして親孝行は親が生きているうちに年に何回か組み込んでいこうと思います。社長業でも成し遂げていきたいことがあるので毎日が大変ですが、毎日を全力投球で生きていきます。

四谷荒木町

今週は四谷荒木町の和食のお店にお誘いを受け、久しぶりに荒木町に行って参りました。私にとりましての荒木町といえば、若かりし頃福井の松平様に鮨屋さんに連れて行ってもらい、色々教えて頂いた場所です。鮨は包丁の入れ方によっても握り方によっても味わいが変わることを食べ比べ出来るように並べてくれる形で教えて頂いた鮨屋であるため、強く記憶に残っております。本物が息づいている街というイメージです。今回も大変美味しい和食とワインを頂きました。荒木町のイメージは私の中でどんどん良くなっています。また再訪したい街としてインプットされました。 

出会い

今週の珍しい事としては、鎌倉のレストランに誘われ夫婦で会食に参加しました。そのこぢんまりしたレストランでは鎌倉らしい交流ができ、香道を教えていらっしゃる方にそのお話を聞いたり、趣味のビンテージカーの話をお聞きしたり、ヨットのお話をお聞きしたりと、皆さんの多彩な趣味の話をお伺いすることが出来ました。全ての話題において全く知らないわけではないため、会話のキャッチボールができるのですが、この知識をくださっていたこれまでのお付き合いの方々に感謝しました。人は人で繋がっていくものですから、知り合う方々とは必ずコミュニティが一緒な方々がいるものであり、共通の友達がいたりするものです。私がこれまでお会いし名刺交換した人数は1万人弱、これは日本に限ってみても1億2千万人強の中で0.008%、10万人に8人、いわく12,500人に1人としか名刺交換していないのです。

この縁あって繋がってきた方々と仲良く楽しく幸せに生きていきたいと思います。出会いの縁の運を磨き続け、成長へと仕事も遊びも毎日一生懸命生き、心地良い時間、空間を揺蕩いながら年を重ねていきたいと思います