2016.12.02 不文律とは

不文律とは明文化されていない暗黙のルール、その仲間内でお互いに認識し合っている常識のようなものと思います。明文化されているルールは法律や規約、規則として読んだ人は理解できるように作られるのが通常です。一方、この不文律はその仲間内(組織)で長い期間のうちに文章にはされていないが、固まってきた暗黙の守るべき事柄(ルール)となったものだと思います。これを知らないとその組織に居づらくなる、居ることが出来なくなる類のものだと思います。そのため、新しい組織に入った時はその組織に入れてくれたスポンサー(紹介者)に色々な事を深く教えてもらわないと失敗をします。文章にしていないくらいなので、言いにくい事、書けない事の類で通常は話にも出ません。でも事実や状態がその暗黙のルールにしっかりと基づいているのです。そのため、私は色々な組織に所属させてもらってますが、1年目は大人しく見て学び、2年目は色々教えてもらいながら、3年目で確認しながら、4年目から地を少しづつ出していくような流れを意識しています。これは、社会人の一生お付合いしていくであろう組織に所属させてもらう場合の例で、新入社員はもっとこれを早く月単位でこなしていかないといけません。1月目で見て学び、2ヶ月目で色々質問し、3ヶ月目で色々確認をし、4ヶ月目から徐々に力を発揮していく。来年は当社にも新卒社員が入ります。速やかに当組織に馴染んでいってもらいたいと思います。