職人がいなくなっている現状を憂う

ジャケットのクリーニングを近くのお店に初めて出しました。出来上がってきたものは、ポケットフラップはシワシワ、その他もシワが入っていた仕上げでした。そこは、機械で仕上げるだけの処だったのでしょう。シワを延ばしながらプレスする技術もノウハウも持ち合わせていないと思われます。今回、家内がアイロンで仕上げてくれました。都内老舗デパートでも職人を抱えている処との付き合いがなくなり、高品質な物を納められない事態が起きてきています。機械で済ます安い物安い物へと国民全体が流れていき、こだわりを持った職人として生きていける国内では無くなってきたという事です。日本全体を豊かにしていかなけば、安い物しか流通しない貧しい生活を強いられる国となっていくでしょう。お金持ちを多く生み出し、職人にお金が回っていく社会を容認しなければなりません。お金持ち2割、国際的に見て中流以上6割の社会を目指さなければ、着るもの、食べるもの、住まう処(衣食住)において心地よい生活は望めなくなってきてしまいます。先ずは国民が豊かになろう、と思うところからです。当社では、それ(豊かになろう)をスタッフ皆で思い、且つ自分達もこだわりの職人仕事をし、会員様からありがとうと言われ、スタッフにお金が回り、日本国に対しても付加価値を上げていく職人集団になっていく事を目指します。一緒に、それぞれの職種においてこだわりの職人になっていきませんか。そして、先ずは自分から、併せて日本国を豊かにしていきませんか。出来るところから、関わってくれた人達から(足元から)始めましょう! 仲間募集中です!