哲学を学ばねば

最近良く考えます。人の幸せ、人生とはなんぞやと。多くの日本人は終戦により価値観を大きく変えたと聞いています。良い悪いではなく、環境の変化によって生き方も価値観も変わったわけです。私は少数精鋭、システムが仕事をするビジネスモデルで、関わってくれる人たちと幸せな生活を!という価値観でIT会社には珍しかった残業0、オフィス内フリードリンク、フリーフード、会社イベントは交通費も宿泊費も全て会社持ち、定期的にランチを1人3,000円以下の行きたいレストランで会社持ち等々を行い幸せな気分を共有するよう経営してきたと思います。が、会員数が3万を超えるあたりから環境の変化に対応すべく成長拡大、人材採用を考えていかなければならないのではと思い始め、それなら上場を目指そうと変わっていったわけです。高い目標設定は生活のリズムさえも変えます。正直、時間が足りない。だけど、これは充実感とも言え、新しい事に挑戦していくワクワク感もあります。しかしながら単に売上や利益という数値の0を一桁増やすだけとも言えます。まだ、私の価値観が定まっていないせいで、このような多様な解釈が浮かんでしまうのだと思います。人生哲学、自身の価値観をしっかり持たなければ、高い目標に向かい続けることは出来なくなるのではないかと思うのです。高い目標に向かい続ける理由とその価値、人生の大部分をその価値観で過ごす意義、仕事とプライベートのバランス感覚。これらが私の中で確固たるものとして存在していなければならないと思うのです。価値観を転換したしばらくは過去との比較で悩む事が普通なのだと思いますが、早く自分の中で整理をつけたいと思います。