多くの日本企業では、社員にAIを使わせているだけで、会社としてAIを十分に活用できていないのが実情です。
会社がAIの使用料を負担していることをもって「当社はAIを活用しています」と説明する企業も多く見受けられます。しかしそれは、あくまでAIを個々の社員に使わせているだけに過ぎません。
社員ごとの質問の仕方によってアウトプットの品質や内容は大きく異なり、結果として、会社として求める品質や方針に沿わない成果物が生まれてしまいます。
その差を埋めるために、人が都度調整し、試行錯誤しながら対応しているケースも多いでしょう。
例えるなら、社員を採用したものの、研修やOJTを一切用意せず、「各自で自由に儲けてこい」とだけ指示して社外に営業に出している状態に近いと言えます。
会社としてのAI活用とは、トップ主導のもと、どの領域・どの部署で、AIにどのような業務を担わせ、どのような成果を導き出すのかを明確に定義することです。
その上で、実際にAIに業務を担わせ(人の作業をAIに置き換え)、一定以上の品質を保ったアウトプットを、迅速かつ安定的に生み出しながら、組織として目的を達成していくことを指します。
この考え方を軸に、経営層に寄り添いながらAI活用を「目に見える形」で実証し、最終的にはその企業の業務・システムの一部として組み込んでいく。
それをサービスとして提供しているのが、弊社のAI組込みサービスです。
